チャタリング (連打) テスト

健康度スコア

100スコア
発生回数
0
発生率
0.0%
テスト手順
右のエリアで普通にタイピングしてください。もしキーが赤く警告されたら、80ms 以内に2回入力されたことになり、チャタリングの疑いがあります。

入力待ち...

チャタリングとは?

1回キーを押しただけなのに、文字が2回入力されてしまう現象です。メカニカルスイッチの接点不良でよく起こります。

金属接点の酸化

スイッチ内部の接点が酸化したりホコリが挟まると、通電が不安定になり、微細な信号の乱れ(チャタリング)が発生します。

デバウンス設定が短すぎる

低遅延を追求するあまり、ファームウェアのデバウンス時間(信号安定待ち時間)を短くしすぎると、正常な振動まで入力として拾ってしまいます。

バネの金属疲労

長年の使用でスイッチ内のバネが劣化し、戻る力が正しく働かず、接点が暴れてしまうケースもあります。

直し方は?

買い替える前に、これらを試してみてください。

1

方法1: エアダスター清掃

最も簡単で効果的。軸を押し込み、隙間からエアダスターを吹き込んで接点のゴミを飛ばします。

2

方法2: アルコール洗浄

ケーブルを抜き、高純度のイソプロピルアルコールをスイッチに少量垂らし、連打してなじませます。完全に乾くまで待ってください。

3

方法3: デバウンス設定の変更

QMK/VIA対応キーボードや高級機種なら、ソフト側で「Debounce Time」を増やせば直ることがあります(遅延は少し増えます)。

4

方法4: スイッチ交換要・分解/ハンダ

ホットスワップ対応なら、スイッチを引き抜いて新しいものに交換するだけです。

技術解説: デバウンス

金属同士がぶつかると、即座にくっつくのではなく、微視的には数ミリ秒のあいだバウンド(振動)します。これをそのまま信号にすると「オン・オフ・オン」と誤認識されます。

デバウンス処理とは、「最初の接触を検知したら、その後の数ミリ秒の信号変動は無視する」というプログラム側の対策です。

しきい値の影響
  • しきい値が高い (例: 20ms): チャタリングは消えますが、入力遅延が大きくなります。
  • しきい値が低い (例: 1ms): 反応は爆速ですが、スイッチが少しでも劣化するとチャタリングします。

よくある質問 (FAQ)

Q.CRC-556などを吹いても良い?

プラスチックを侵す可能性のある潤滑剤は避けてください。必ず「接点復活剤」や電子機器用のクリーナーを使用してください。

Q.光学スイッチでも起きますか?

光学スイッチは物理接点がないため、酸化によるチャタリングは起きません。もし起きるなら、光の通り道にゴミがあるか、センサーの故障です。

Q.このツールの判定基準は?

設定したしきい値(デフォルト80ms)以内で同じキーが連続入力された場合、人間には不可能な速度と判断して警告を出します。

キー入力が途切れる?

逆に「押しているのに信号が切れる」場合は、こちらのドロップテストを使ってください。