チャタリング (連打) テスト
健康度スコア
入力待ち...
チャタリングとは?
1回キーを押しただけなのに、文字が2回入力されてしまう現象です。メカニカルスイッチの接点不良でよく起こります。
金属接点の酸化
スイッチ内部の接点が酸化したりホコリが挟まると、通電が不安定になり、微細な信号の乱れ(チャタリング)が発生します。
デバウンス設定が短すぎる
低遅延を追求するあまり、ファームウェアのデバウンス時間(信号安定待ち時間)を短くしすぎると、正常な振動まで入力として拾ってしまいます。
バネの金属疲労
長年の使用でスイッチ内のバネが劣化し、戻る力が正しく働かず、接点が暴れてしまうケースもあります。
直し方は?
買い替える前に、これらを試してみてください。
方法1: エアダスター清掃
最も簡単で効果的。軸を押し込み、隙間からエアダスターを吹き込んで接点のゴミを飛ばします。
方法2: アルコール洗浄
ケーブルを抜き、高純度のイソプロピルアルコールをスイッチに少量垂らし、連打してなじませます。完全に乾くまで待ってください。
方法3: デバウンス設定の変更
QMK/VIA対応キーボードや高級機種なら、ソフト側で「Debounce Time」を増やせば直ることがあります(遅延は少し増えます)。
方法4: スイッチ交換要・分解/ハンダ
ホットスワップ対応なら、スイッチを引き抜いて新しいものに交換するだけです。
技術解説: デバウンス
金属同士がぶつかると、即座にくっつくのではなく、微視的には数ミリ秒のあいだバウンド(振動)します。これをそのまま信号にすると「オン・オフ・オン」と誤認識されます。
デバウンス処理とは、「最初の接触を検知したら、その後の数ミリ秒の信号変動は無視する」というプログラム側の対策です。
しきい値の影響
- • しきい値が高い (例: 20ms): チャタリングは消えますが、入力遅延が大きくなります。
- • しきい値が低い (例: 1ms): 反応は爆速ですが、スイッチが少しでも劣化するとチャタリングします。
よくある質問 (FAQ)
Q.CRC-556などを吹いても良い?
プラスチックを侵す可能性のある潤滑剤は避けてください。必ず「接点復活剤」や電子機器用のクリーナーを使用してください。
Q.光学スイッチでも起きますか?
光学スイッチは物理接点がないため、酸化によるチャタリングは起きません。もし起きるなら、光の通り道にゴミがあるか、センサーの故障です。
Q.このツールの判定基準は?
設定したしきい値(デフォルト80ms)以内で同じキーが連続入力された場合、人間には不可能な速度と判断して警告を出します。
キー入力が途切れる?
逆に「押しているのに信号が切れる」場合は、こちらのドロップテストを使ってください。